Tibetan Paisley Jacquard Himo Pants
北インドのパンジャブにあるストール工場で一枚絵のオリジナルペイズリー柄を、ジャガード織りで表現した大盤ストールのシリーズ。オリジナルペイズリー柄のストールに使用されているジャガード生地をそのまま使用したパンツになります。
シルエットは1タックのリラックステーパードシルエット、商品名の通りウエストには紐が通っており男女問わず幅広い体型の方に着用頂けるアイテムとなっております。ベルトループの形も非常に面白く、細かい所にもデザイナーのこだわりが伺えるパンツです。
実はこのようなニットパンツにはありがちな事が2つあります。
一つ目。
まずは同じアイテムなのに個体によって柄の出方が違う事。これは生地の歩留まりを優先する為に、柄の出方を考えずパーツ毎に裁断して縫製する事が多いので仕方がないのかもしれません。そのような事から、総柄のパンツは基本的にどこで裁断しても同じように柄が出るよう比較的小さな柄が使用される事が多いのです。
このパンツは全ての個体が同じ柄の出方をしております。そしてその柄は高価なジャガード織で作られた大きなパネル柄、つまりしっかりと計算されて裁断されております。大きなパネル柄は生地製作時に本当にかなりの労力が伴い、高価にならざるを得ません。そのような大きなパネル柄を裁断し、全ての個体が同じ柄の出方をするようにする事が、どんなに凄い事かお分かり頂けるでしょうか? これは本当に凄い事なのです。
二つ目。
ニットパンツにありがちな事として裏地の問題があります。大体のニット製パンツの裏地はツルツルした手触りの静電気が帯びやすい薄いポリエステル生地が使用されております。そして裏地も膝くらいまでで、裾までしっかりと縫われている事はないのでしょうか。つまり、薄い裏地でデザインの割にはいまいち寒いんだよなぁ、って感じのパンツが多い印象だと思われます。
このパンツの裏地は綿100%、しかも全体にジャガード生地に重ねて裏地が裾まで使用されております。つまりは綿のパンツとほぼ同じだと思って頂いて結構です。ニットパンツにありがちな「寒い」と言う弱点を完全に克服しております。
このパンツは柄の出方、裏地に至るまで、とことんこだわった至高のパンツです。
サイズ M:ウエスト74~96 股上35 股下67 裾幅18.5
サイズ L:ウエスト76~100 股上36 股下70 裾幅19.5
表地 W100 裏地 C100